朝からBlog文章を読み、涙止まらず感動と共に考えさせられました。

「まだマスク一つ届かない国。」谷間の百合:5/7記事

(以下抜粋、色付こちら)

いまだにマスクも届かない日本。
明日から10万円が配られるのですが、準備の時間は十分にあったはずですから、2.3日で全国民に行き渡るようにしてください。
ほんとうに、開いた口が塞がらないくらい、国は何もしていません。
総理にも加藤、西村両大臣にも当事者意識が感じられません。
まるで他人事です。
「いのち」への想像力が欠落しているからです。
当事者意識は作ろうとして作れるものではありません。
吉村知事がそう見られるのは、未熟さの表れである早口がいかにも真剣そうに見えるからだと思います。

人工呼吸器はそれを必要とする患者数が台数を超えた場合は、老人は切り捨てられるというのが暗黙の了解になっているようですが、どうか暗黙のままにしておいてください。
明文化しないでください。
その場の医師の判断に任せてください。
それがいのちを与る医師の責任です。
それと同時に、わたしが患者なら、そのとき、「どうか若い人にまわしてください」と言わせてほしいのです。
苦しい中で言えるかどうかはまったく自信がありませんが、それが言えるような人間になりたいという気持ちだけは確かです。
それが個の尊厳であり
これが基本的人権だと思うからです。

安比高原植物(2020/5/4 岩手知人撮影)

 

毎日拝見しているブログ、失われつつある日本人気質や聡明さ、綺麗な文体に尊敬を感じながら読んでいます。

青文字部、ここまで言わせてしまう現在状況へのやるせなさもありますが、それ以上に一人の日本女性が「個人の尊厳」「基本的人権」に対して確固たる軸があるというところに感動したのです。

こんな異常事態だから政府や国への関心が高まっています。普段は政治や国の事など関心も薄く(一部除き)皆自分の事だけに夢中になっていたのが、逆に異常だったのかも。

 

今後日本も、地震や戦争など様々な危機が訪れる可能性も高まってきました。

その時にやはりおかしい事はおかしい、と言える自分でありたい。

「個人の尊厳」について改めて考えざるを得ない貴重な記事。是非リンク先全文を読んでみて下さい。